ソリモエンス川の北岸にあるテフェ湖の水も枯渇している。 テフェ湖では昨年、歴史的な干ばつと記録的な高水温の時期に200頭以上のイルカが死んでいるのが発見された。専門家は今年も同じことが起こるのではないかと懸念している。 イルカの死は ...
ルーラ大統領とマギダ・シャンブリア・ペトロブラス総裁(Foto: Ricardo Stuckert/PR) 第30回気候変動枠組条約締約国会議(COP30)で世界の環境保護の議論が高まる中、中南米の「公正なエネルギー転換」の現実が浮き彫りになった。ブラジルはアマゾン川河口で ...
ブラジルの深刻で長期にわたる干ばつは、さまざまな要因が絡み合って引き起こされている。 激しいエルニーニョ現象により、昨年から2024年にかけてこの地域の気候はより温暖で乾燥したものとなった。エルニーニョ現象は終わったが、異常に高温の ...
【ベレン=西原寛人、鬼頭朋子】ブラジル北部ベレンで開催中の国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)の会場周辺で15日、気候変動対策の強化やアマゾンの熱帯雨林の保全などを訴える大規模なデモが行われた。アマゾン地域で ...
[カリ(コロンビア)15日 トムソン・ロイター財団] - 南米における自然保護活動や気候変動対策資金の提供は、アマゾンの熱帯雨林など象徴的な生物多様性ホットスポットに集中し過ぎており、砂漠や湿地帯、その他の重要な生態系が危険にさらされて ...
この記事は雑誌ナショナル ジオグラフィック日本版2024年10月号に掲載された特集です。定期購読者の方のみすべてお読みいただけます。 人間に姿を変える精霊とも、川で漁をする漁師にとっては厄介者とも考えられているアマゾンカワイルカは、アマゾン ...
アマゾン川の支流タパジョス川がたゆたうブラジル北部の町イタイトゥバ。先住民族ムンドゥルクやヤノマミの子どもたちや妊婦が診療所で検査を受ける。医師が「髪を少し切ります」と話すと不安げに泣き出す子もいる。 生まれながら神経系などに障害が ...
[リオデジャネイロ29日 トムソンロイター財団] - ブラジル最西部、アマゾン川流域の都市・タバティンガ。刑務所の壁には麻薬密売人の落書きがあり、監房の半分にはコカイン取引で縄張り争いを繰り広げる犯罪組織のメンバーが収監されている。