国会の会期末が迫る中、与党は衆議院の議員定数削減法案を成立させるため、会期延長も辞さない構えで、野党は反発を強めています。12日午前、国会内で会談した自民党と日本維新の会の国会対策委員長は、17日までとなる臨時国会の会期の延長も視野に、法案の成立を目 ...
11日の衆院本会議で行われた政府の総合経済対策の裏付けとなる令和7年度補正予算案の採決で、野党の賛否が割れた。政府・与党との対決姿勢を強めたい立憲民主党は反対に回ったが、「対決より解決」を掲げる国民民主党と、野党に転じて間もない公明党は賛成した。それ ...
連立政権を離脱した公明党が「野党」としての立ち位置を鮮明にしている。長年にわたって与党として「骨太の方針」や予算案などの策定に関与した経験から、離脱当初は「何でも反対の野党にはならない」と表明していたが、自維政権が衆院議員の定数 ...
立憲民主など野党6党の実務者は27日、ガソリン税の暫定税率廃止に向けて協議を開いた。年内の円滑な廃止へ向けて来週にも補助金の積み増しを開始するため、与党と週内に合意することを目指す方針を確認した。立民の重徳和彦税制調査会長は協議後 ...
高市早苗首相は、少数与党の現状打開に向け、政策ごとの協力を否定しない国民民主、公明両党との連携を模索している。しかし、5日の代表質問で公明は野党色を鮮明にし、国民民主は独自政策の受け入れを矢継ぎ早に要求。苦しい立場を見透かされ ...
公明党が自民党との連立政権から離脱し、新たに日本維新の会が与党入りした影響で、これまで野党側が多数だった衆院予算委員会で、与党側が多数となった。衆院の委員数は会派の所属議員数をもとに割り当てられるが、公明(24議席)の代わりに維新(34 ...
政府が月内に策定する総合経済対策を巡り、野党各党が提言を相次いでまとめている。立憲民主党は高市首相が否定的な現金給付にこだわる一方、国民民主党は首相も前向きな所得税の非課税枠「年収の壁」の引き上げを柱に据え、政府・与党との距離感の ...
読売新聞社の世論調査で高市内閣の支持率が高水準を維持したことを受け、与党からは首相の進める「責任ある積極財政」路線を評価する声が上がった。野党は政権批判が奏功しておらず、今後、対決姿勢を強める構えだ。 野党の政権批判は奏功せず 総合 ...
高市早苗首相は4日、就任後初の国会論戦に臨んだ。政権は高支持率でスタートしたが、衆参両院で少数与党という苦境に変わりはない。立憲民主党など野党には社会保障政策などで一定の配慮を示しつつ、与党・日本維新の会にはタカ派色の強い「高市 ...
自民党は政策決定の過程で、政府が予算案や法案を国会に提出する前に党内の了承を得る「事前審査制」をとってきた。学習院大学の野中尚人教授(比較政治学)にその意味や課題を聞いた。 ――少数与党下で連立政権の枠組みが変わりました。事前 ...