玄奘三蔵から伝えられた「唯識説(ゆいしきせつ)」を重視 法相宗(ほっそうしゅう)は、、唐時代の中国で7世紀半ばに成立した。『西遊記』に登場する三蔵法師のモデルとなった玄奘(602~664)がインドから唯ゆ い識し きの経典を伝えた ...
YouTubeのお悩み相談番組『大愚和尚の一問一答』は登録者数75万人を超える。そこに寄せられる悩みのトップはずばり「お金」。和尚の著書『お金と宗教の歴史』は歴史・宗教史の本でありながら、「お金」の悩みを手放すヒントが書かれている。お金に ...
仏の力で天然痘や飢饉を防ぎ世の中を安定させようとした 奈良時代(710~794)の仏教の様相は現代とは大いに異なっていた。奈良時代の仏教は、中国や朝鮮半島から輸入された仏教で、鎮護国家の仏教であった。鎮護国家とは、国家に迫り来る ...
インドの地で半世紀以上にわたりカースト差別と闘い、インド仏教を復興する日本人として知られる佐々井秀嶺師の、自らの言葉で半生を語った初の単行本。年表、全国ゆかりのお寺地図収録した決定版の一冊。
国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)は17日、歴史的な文書類の保存を目的とする「世界の記憶」(国際登録)に、日本から申請した「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典 叢書 ( そうしょ ) 」を登録することを正式に決めた。日本関連の「世界の記憶 ...
元興寺は、飛鳥時代の法興寺を起源とし、かつては平城京にそびえ立つ〝日本仏教の原点〟ともいえる古刹です。しかし、度重なる災害で衰退し、2023年には〝無住〟の危機に。本堂や庫裏など、今、深刻な老朽化に直面しています。
株式会社佼成出版社(所在地:東京都杉並区、代表取締役:中沢純一)が運営するWebメディア「ちえうみPLUS」にて村越英裕氏による『イラストで読み解く 日本仏教13宗派』の新連載がスタート。 株式会社佼成出版社 仏教が日本へ伝わったのは、紀元5世紀 ...
1932年福岡県生まれ。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。66年「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞、67年「蒼ざめた馬を見よ」で第56回直木賞。76年「青春の門 筑豊篇」ほかで吉川英治文学賞を受賞。2002年には菊池寛賞、09年NHK放送文化賞、10年毎日出版文化賞特別賞を受賞。本紙連載「流されゆく日々」は16年9月5日に連載10000回を迎え、ギネス記録を更新中。小説以外にも幅広い批評活動 ...
「仏教の考え方って、アドラー心理学によく似ていますよね」。佛心宗大叢山福厳寺住職の大愚元勝氏は、仏教を勉強し始めて間もない人にこう言われることが多いそうですが、実際には「仏教がアドラー心理学に似ているのではなく、アドラー心理学が仏教に似ている」のだと ...
タキシラは、インドの偉大な叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する。物語によれば、この都市の名は叙事詩の英雄ラーマの甥であり、都市の創設者の息子であるタクシャにちなむものとされる。歴史家は、タキシラの起源は紀元前1千年紀のベーダ時代、すなわち最初期のヒンドゥー教聖典がつくられた時期だと考えている。(参考記事: 「「ハヌマーン」とはどんな神様なのか、関連する映画が続々公開」 ) ...