「日本国及び日本国民統合の象徴」。民主主義が定着した現在の日本で今さら天皇の権力復活もあるまいということなのか、象徴の意味はあまり話題にならない。 一般に、日本国憲法における天皇は英国王のように「君臨すれども統治せず」といった役割と ...
10月、自民党と日本維新の会は、2026年の通常国会で「国旗損壊罪」――正式には「日本国国章損壊罪」――を制定する法案を提出する方針を明らかにした。また、参政党は単独で11月27日、「日本国国章損壊罪」の新設を盛り込んだ刑法改正案を参議院に提出した。
戦後、GHQから提示された草案を元に作られた「日本国憲法」。その成立過程をめぐる議論はいまだ止むことがありませんが、実際に作成の現場に立ち会った白洲次郎の功績については、あまり知られていないのではないでしょうか。 そこで本稿では、草案 ...
自国の国旗を傷つけることを法律で禁止する――国旗損壊罪の新設を目指して、自民党や日本維新の会などが動き出しました。首相の高市早苗氏が長年取り組んできたテーマでもあります。憲法学者の志田陽子さんは、そもそも新たな規制が必要かどうかをまず吟味してみてはど ...
自民党安倍晋三元首相は、在職中の2017年に「自衛隊明記」の憲法9条改正を提言した。すなわち、憲法9条1項2項を残し、これに加えて、3項として自衛隊の存在を憲法上明記する憲法9条改正案である。 その理由は、自衛隊の存在を憲法上明記 ...
日本国憲法が改正されてこなかった理由を突き止めるのは難しい。一度も改正されたことがなく、複数事例の比較研究ができないからである。 政治は内閣支持率や議席率などの数字だけでなく、最後は「言葉」という主観的要素で動く。近年、言葉の ...
大軍拡や安保3文書改定などで「戦争する国」づくりをすすめる高市早苗政権に対し、憲法を守り生かす政治を実現しようと、憲法改悪阻止各界連絡会議(憲法会議)は7日、東京都内でシンポジウム「戦争か平和かの歴史的岐路 改憲を許さず、憲法が生きる政治と社会の実現 ...
このたび、憲法展実行委員会は2025年4月26日(土)~5月5日(月)に開催される「日本国憲法展 feat. 黒木コレクション」に協力、監修を担当いたします。 「日本国憲法展」は、書籍『日本国憲法』(TAC出版、松本弦人編、TOKYO TDC2021グランプリ受賞:国内外3750 ...
小学校の夏休みに、日本国憲法の前文を手書きでノートに写す、という宿題があった。知らない語句もあったが、書けば伝わってくるものもあった。「平和」という言葉が繰り返し出てくるのが印象的だった。「主権は私たちにあるぞ、全力で平和を守るぞ、って言いたいのかあ ...
「憲法 公共の福祉 条文」に関連する法律相談です。民事・その他分野に「憲法 公共の福祉 条文」に関する相談が多く寄せられています。「他人が払った支払いの領収書を自分名義で貰うこと」や「マスク未着用による入店拒否について」のような「憲法 ...
戦後80年の節目で 日本弁護士連合会 が企画した「第2回憲法ポスター展」で、 那覇市 ...