沖縄は周知の通り、第二次世界大戦における地上戦の舞台であり、戦後も基地問題という形で戦争の影を色濃く背負い続けている。私が勤める沖縄大学でも、戦後80年を前に平和教育や地域連携を重ねてきた。 　しかし率直に告白しなけれ […] ...

戦後二十数年に記録された生々しい証言が公開された。既存の記録を新たな形で伝えることは、沖縄戦の教訓を風化させないための転換点になり得る取り組みだ。 県公文書館が、沖縄戦体験者の証言をウェブで聞ける特設サイトを開設した。沖縄の施政権 ...

暗く湿った 壕 （ ごう ） の奥から、ケースに並べられた人骨が丁寧に運び出された。沖縄県内で、NPO法人「空援隊」（京都市）が行っている遺骨収集の現場だ。太平洋戦争末期、激しい地上戦の末に軍民合わせて20万人が亡くなったとされる沖縄で ...

司令部壕・慰霊碑からの眺めphoto:Ryusuke Kamiya 対馬丸のミツコ先生、司令部の直子さん、「長野少佐夫人」の富子さんから聞いた沖縄戦と長い戦後の人生について。『はるかな島の声 沖縄戦と3人の少女の長い旅』（宮武実知子著・千倉書房）の「はじめに ...

第二次世界大戦末期の沖縄戦で命を落とした新聞関係者14人の名を刻んだ那覇市の「戦没新聞人の碑」の前で30日、戦後80年の節目に合わせた慰霊祭が営まれた。毎日新聞や琉球新報、沖縄タイムス、朝日新聞、共同通信、時事通信から約20人が参列して犠牲者の冥福を ...

九州地方知事会議に参加する各県の知事たちが27日、名護市で開催される会議を前に糸満市摩文仁の平和祈念資料館を視察し、80年前の沖縄戦の実相に触れました。 九州と山口、各県の知事は沖縄戦最後の激戦地とされる糸満市摩文仁にある平和祈念資料館 ...

太平洋戦争末期の沖縄戦最後の激戦地となった沖縄本島南部で戦後80年たった今なお、戦没者の遺骨や遺留品が見つかっている。沖縄県糸満市では今年、同じ 壕 （ ごう ） から7体分の頭蓋骨が発見された。犠牲者の鎮魂と遺族への返還に向け ...

第二次世界大戦末期の沖縄戦で激戦地となった沖縄本島南部の沖縄県糸満市で、土砂に埋もれた壕（ごう）から少なくとも7人分の遺骨が見つかり、戦没者の遺骨収集を担当する県職員が7日、現場の状況を確認した。米軍の銃弾や発煙弾の他、金細工の指輪 ...