地域主権主義に根差した政治を目指す首長や地方議員らでつくる「ローカル・イニシアティブ・ネットワーク」(LINーNet)が今月、発足3年を迎えた。草の根で多様性を認め合う社会を目指す活動を続ける中、現実は分断や差別をあおるような政治が広がる。この会の世 ...
2000年代初頭から、韓国文化は日本に怒涛のように押し寄せました。いわゆる「韓流ブーム」です。映画『シュリ』の日本劇場公開が2000年、日韓ワールドカップの共催が2002年、『冬のソナタ』がNHK総合で放送されたのが2004年です。その後もK-POP ...
ラインホールド・ニーバー(1892~1971年)は、20世紀の米国を代表する神学者で、キリスト教現実主義の立場から政治と倫理を巡る相克に関して独自の考察を展開した。 本書は米国で1932年に出され、60年に再版され、2021年に新版が ...
若者による自治体議会は、通常の市議会とは別に設置される。2015年に法制化され、原則として全ての自治体が置く。2年に一度選挙があり、13~18歳でその自治体に住む若者は誰でも立候補でき、投票も同じ年代の若者がする。自治体に選挙活動用の写真を撮ってもら ...
小説家・平野啓一郎が新著「あなたが政治について語る時」(岩波書店)を上梓した。 文学・芸術を論じた「文学は何の役に立つのか?」(岩波書店)に続く本作は、政治・社会を論じたエッセイ集。政治への期待感の低下や、政治を語り合うこと自体が ...
このインタビューシリーズでは、アジア各地で社会課題解決に取り組む人々の声や生き方をお届けします。 2019年7月に政治と社会をわかりやすく伝えるInstagramを立ち上げ、1週間で1.5万人のフォロワーを獲得したNO YOUTH NO JAPAN。2020年8月に一般社団法人化し ...
進学や就職で生活環境が変わる春は、自分と社会・政治との接点を感じる機会が多い季節かもしれません。 一人暮らしを始めて、水道・電気料金が値上がりするというニュースが気になる。 引っ越し先のゴミ出しルールが地元と違って、分別が細かいこと ...
新型コロナウイルスの出現によって、私たちはライフスタイルやそれに伴う価値観の変容を促された。誰もが新しい生き方を模索している。 この時代をどう生きるべきか、この社会とどう向き合うべきか。 思い惑う時、音楽の中に答えを探すこともある ...
資本主義の象徴とも言えるニューヨークの市政を社会主義者が率いることになった。ゾーラン・マムダニ氏は「アメリカ民主的社会主義者」(DSA)という民主党左派のメンバーである。「民主社会主義者」を自称する34歳の元ラッパーが、アメリカ最大都市の市長選を制し ...
安倍晋三前政権から菅義偉政権までの9年弱、日本社会は大きく変化した。今、私たちが向き合うべき問題の本質はどこにあるのか。リベラル(自由)であるがゆえに生きづらい、そんな現代社会を攻略不能なゲームになぞらえた著書「無理ゲー社会 ...
ヒップホップ・ミュージックは、生まれたときから政治的な社会性を帯びていた。ラスト・ポエッツやワッツ・プロフェッツといった語り言葉を前面に出したグループが刺激となり、グランドマスター・フラッシュ&ザ・フューリアス・ファイヴのような ...