意外と知られていない近代国家と文学の関係をまとめてみました。 「物語」から「近代小説」へ- 「小説」の進化史 - 「東京大学で世界文学を学ぶ」- 辻原登 Noboru Tsujihara - こちらを読めばこのnoteを読む必要はないかもしれません。w 読書習慣が〝心〟を ...
忙しい先生のための作品紹介。第11弾は… 明治〜昭和の文学作品(一部文学批評を含む)を簡潔に解説した一冊。42もの作品が「恋愛」「死生観」などテーマ別に紹介されています。 各作品について、2ページであらすじのマンガ、後の2ページで解説、作家 ...
プロの編集者とはどんな人たちなのか。文芸記者の立場からみると、新刊が出たばかりの作家をインタビューするときに横にいて話を聞いている(ときに話に入ってくる)のが編集者である。その存在が作家にとっていかに大きいかということを、いろんな ...
『夏目漱石ファンタジア』零余子(れいよし)著 ファンタジア文庫 792円 『お梅は呪いたい』 藤崎翔著 祥伝社文庫 792円 『スペース金融道』 宮内悠介著 河出文庫 968円 俗に、笑わせるのは泣かせるより難しいと言われる。確かに、小説を読ん ...
「温故知新」をキーワードに、文学作品を現代の事象と掛け合わせた舞台創作を続けてきたOffice8次元。本作は「近代日本文学新説上演」シリーズの第三弾となり、シリーズ第二弾『春鶯囀』(2024年)で「カンゲキ大賞」を受賞した寺十吾と堀越涼(あやめ十八番 ...
夏目漱石、太宰治、司馬遼太郎…日本の近代文学史に名を刻む作家が残した作品は、なぜ「名著」と呼ばれ、時代を越えて読み継がれてきたのでしょうか。その真価や歴史的意義を劇作家の平田オリザ氏が解説します。平田氏の新著『名著入門 日本近代文学 ...
明治から昭和前期にかけて活躍した12人の作家の人生の転機とその代表作誕生の舞台裏に迫りながらつづる近代文学史。 明治20年、二葉亭四迷が発表した「浮雲」は、堅苦しい書き言葉(文語)で書かれていた小説に「言文一致体」という新しい文体を ...
KADOKAWAは角川新書の新刊計2作品を12月10日(水)に発売しました。晩酌、宴会、接待……日々の仕事と飲酒は固く結びついてきた。気鋭の社会学者が、20世紀の労働史を通じてその起源に迫る『「酔っぱらい」たちの日本近代 酒とアルコールの社会史』(右 ...
――代表作の一つ『日本近代文学の起源』(1980年刊)は、明治文学についての論考を収めた本です。 「文学史を順に追う本ではありません。僕が問題にしたのは、日本の近代文学はどのように始まったのか、ということでした。近代文学は、内面性や ...
日本の近代文学史をふり返ってみると、文学の役割が明確だった時期は、過去に2度ある。 1度目は明治時代の近代黎明(れいめい)期で、そのときは日本語による近代文学の作品を実現することが、文学者たちの目標だった。実現するべき作品のイメージも ...
もう少しあとになると、斎藤なずなが『恋愛列伝上』という近代文学史上の女性を主人公にした連作を描いている。その中の第3話「百合の闇」が漱石の話だという。 「漱石と、鏡子夫人の話です。ロンドンから帰国後、漱石の不安神経症が悪化。時々発作 ...
私の小説家デビューのきっかけとなった新人賞は「女による女のためのR-18文学賞」という。応募者も選考委員もすべて女性。今さら女だけが優遇される賞を続ける意味があるのか、という声が時折聞こえてくることもあるが、近代文学史のなかで女性作家 ...
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