保阪正康さんは、膨大な証言を集め、史料を発掘しながら、近現代の日本と日本人の歩みを記録してきた。「昭和100年」の節目に、昭和史研究の第一人者が自身の半生をふり返り、胸に去来する思いを語った。(編集委員沖村豪) 「私の仕事も今年で ...
カバーの写真は、1943年10月21日に明治神宮外苑競技場(現在の国立競技場)で開かれた「出陣学徒壮行会」。太平洋戦争の長期化による兵力不足を補うため、文科系大学生・旧制専門学校生に適用していた徴兵猶予措置が停止され、多くの学生が学業の ...
中国で日本と戦った主力は共産党(中共)ではありません。国民党です。1990年代に入り、かつての国民党幹部から対日戦略について聞く機会を得ました。 日本近現代史について助言する間柄だった台湾紙「 聯合報 ( れんごうほう ) 」の東京特派員 ...
株式会社新潮社のプレスリリース(2025年12月1日 16時47分)「戦後80年/昭和100年」が〈新語・流行語大賞〉トップ10入りで 作家・保阪正康さんが受賞者に!
東京新聞は7月22日、昭和史研究の第一人者である保阪正康さんの出版記念講演会を開催します。 4千人以上の戦争体験者に取材を重ねた近現代史の専門家の保阪さんが、戦後80年の節目に、歴史の教訓を語ります。日本が同じ過ちを繰り返さないために、私 ...
今、歴史上の時代区分として日本近代史が昭和20(1945)年8月15日に終わり、それ以降から現在までをさしあたり日本現代史と称する見方が一般的だ。明治元年以降を日本近現代史と評する言い方もある。いずれにしても江戸幕府の鎖国政策が解けてからと ...
2025年で戦後80 年。 長い時間の経過で戦時期の日本に生きた人びとは姿を消しつつあり、昭和の戦争が「同時代史」から「歴史」に変わろうとしています。 世界各地で戦乱が絶えず、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増して「新しい戦前」と ...
この歴史シリーズでは、日本近現代史の史実を細かく見ていくことで、私たちの先達はどのように生きたのか、それを探るのを目的としていた。私自身、この50年ほどの間に、昭和史を実証的に検証すべく多くの人々に会って話を聞いてきた。たまたま将官 ...
学研ホールディングスのグループ会社であるGakkenは、2024年11月21日に「学研まんが 日本と世界の近現代の歴史(全6巻)」を発売した。このシリーズは、小学校高学年から高校生を対象に、近現代史をわかりやすく学べる内容となっている。特に、歴史総合の ...
日本近現代政治史の第一人者として知られた歴史学者で東京大学名誉教授の伊藤隆さんが8月、91歳で死去した。かつて伊藤さんのもとで学んだ古川隆久・日本大学教授(日本近現代史)に、伊藤さんが日本の近現代史研究に残した功績や、晩年の保守論客と ...