野村泰紀『なぜ宇宙は存在するのかはじめての現代宇宙論』(ブルーバックス) 2025年は、物理学に量子力学という理論体系が誕生して、100年という節目にあたる。人間は太古の昔から宇宙に関心を抱いてきた。それが数々の神話や哲学を生む土壌となり ...
量子コンピュータが私たちの未来を変える日は実はすぐそこまで来ている。そんな今だからこそ、量子コンピュータについて知ることには大きな意味がある。単なる専門技術ではなく、これからの世界を理解し、自らの立場でどう関わるかを考えるための「新しい教養」だ。『教 ...
2025年10月7日、スウェーデン王立科学アカデミーは、今年度のノーベル物理学賞を、量子コンピューターの基礎となる技術を立証したアメリカの3氏に贈ると発表しました。 量子力学生誕100年の年の物理学賞 量子力学は、私たちの身の回りの物質を構成する ...
印刷ページの表示はログインが必要です。 「95%わからない」ままといわれる宇宙ですが、世界の宇宙物理学者たちは「見えない・わからない」宇宙と向き合って、まだ解き明かされていない謎を明らかにしようと日々研究を重ねています。では、これまで ...
カレン・バラッドは、カリフォルニア大学サンタクルーズ校の名誉教授で、フェミニズム理論、哲学、意識の歴史などを教えている。素粒子物理学でPhDを取得したバラッドの研究領域は科学論、フェミニズム理論、ポスト構造主義哲学と幅広い。 バラッドは ...
原子や電子といった小さな世界のルールを説明する「量子力学」が誕生して、今年で100年になる。その節目に、一般の人にも興味をもってもらいたいと、日本物理学会が量子フェスというイベントを開いた。目玉は「量子の世界を体感できる演奏会」。
量子エンジンを搭載した宇宙船のイメージ出典:スペースチャンネル 科学とテクノロジーの世界では、「量子エンジン」という新しい技術が次世代のブレークスルーとして注目を集めています。この技術は、量子力学の原理を応用した革新的なエネルギー ...
「エージェンシャル・リアリズム」の根底にある量子力学の謎 ──「エージェンシャル・リアリズム」の根底にある量子力学には、まだ謎があるのですね。 残り6527文字 ここからは、JBpress Premium 限定です。 フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の ...
日本科学未来館(東京都江東区)で、4月23日から2つの新しい常設展示「量子コンピュータ・ディスコ」と「未読の宇宙」が始まった。複雑で膨大な計算を瞬時に行うことができる量子コンピューターの仕組みを音の体験を通じて理解したり、研究者が観測 ...
日本科学未来館(未来館)は、4月23日に2つの新しい常設展示「量子コンピュータ・ディスコ」と「未読の宇宙」を公開しました。同館では10年以上ぶりという大型のリニューアルで、研究の最前線が体験できるようになっています。ここでは一般公開前日に ...
高エネルギー加速器研究機構(KEK)、名古屋大学(名大)、J-PARCセンターの3者は4月28日、同時検証が困難な一般相対性理論と量子力学との統一的理解に向け、冷中性子ビームと高精度な凹面鏡を用いた同時検証が可能な実験を行い、地球重力の約700万倍に相当 ...
各国が、量子コンピューターの開発を進めています。実用化されれば、今までとは比べものにならないくらい速く、たくさんの計算ができそうです。薬の開発や材料の設計、物流、金融、暗号の解読、AI(人工知能)など、はば広い活用が期待されます。