マクロ経済スライドとは、社会情勢に合わせて自動的に年金の給付水準を調整する仕組みのことです。2004年の年金制度改正のタイミングで、導入されました。 マクロ経済スライドは、賃金や物価の変動に深く関わっています。仕組みを押さえておけば ...
日本共産党の田村貴昭議員は30日の衆院厚生労働委員会で、少ない年金と物価高騰で高齢者が苦境に陥っている実態を突きつけ、年金を物価や賃金の伸びより低く抑える「マクロ経済スライド」による調整をただちに止めるよう石破茂首相に迫りました。
年金1.3カ月分消えた!! 物価が高騰しているのに年金がまともに増えず、高齢者の暮らしがひっ迫しています。自民公明政権が強行した「マクロ経済スライド」(2004年)で、年金引き上げ率を、物価や賃金の伸び率より低く抑えているからです。
6月13日に、参院で年金制度改正法案が可決され、2025年年金法が成立した。 立憲民主党は与党案を修正させることで名を取ったが、その中身は、5年後の財政検証時に、必要があれば再度検討するという付則に過ぎず、実をとったのは与党の方であった。
日本経済は長らくのデフレ環境を脱し、インフレ経済へと転換しつつある。名目ベースの賃金や税収が拡大する一方、実質賃金は目減りが続き、政府は「現役世代の手取りをどう増やすか」「物価高対策と財政健全化をどう両立させるか」という新たな課題 ...