日本政府は消極姿勢だ。国連に核兵器廃絶の決議案を提出し続けてはいるが、 核禁条約 はオブザーバー参加すら拒む。核保有国に働きかけ、非保有国との溝を埋め、核廃絶の動きを主導することが役割のはずだ。米国の「 核の傘 ...

【読売新聞】　８０年前の焼け野原から、戦後日本は道なき道を歩み出した。強い権力を持つ連合国軍総司令部（ＧＨＱ）による改革と、講和条約の締結を経て主権を回復し、やがて経済大国、平和国家としての国際的な地位を確立していく。 　車列は威容 ...

安倍元首相の存命時は政治的軋轢を軽減させるような動きも露側からありましたが、「プーチンの戦争」が始まると、日本がウクライナ支援を継続し、露骨な名指し批判も増えました。戦争中の国家運営を中国の経済や投資に頼るロシアは中国の「歴史カード」にも共同歩調をとるようになっています。

日本国憲法の前文に「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」とある。これは普遍的な政治道徳の法則だとしている。 誰もが認める文言と思えるが、言葉は意外な展開もする。憲法前文の一節と「台湾有事」「存立危機事態 ...

米ポモナ・カレッジ准教授および政治学科長。明治学院大学国際平和研究所の研究員。研究領域は、日本の安全保障政策、日米同盟、戦争記憶と和解、スマートシティ、反核運動、人口統計と安全保障。南カリフォルニアに妻と2人の子ども、猫と暮らす ...

日中韓3国で共同編集した共通の教材『新・未来をひらく歴史―東アジア3国の近現代史』が間もなく刊行されます。戦後80年の今、日本の侵略戦争を否定する極右・排外主義の台頭をどうみるか、新教材の役割は何か、執筆に携わった早稲田大学名誉 ...

専門はドイツ近現代史、平和思想・平和運動史。主要業績に『ドイツの平和主義と平和運動―ヴァイマル共和国期から1980年代まで』（法律文化社、2017年）、ロバート・A・ジェイコブズ『グローバル・ヒバクシャ』（共訳、名古屋大学出版会、2025年）など。

公明党の斉藤鉄夫代表は29日午後、衆院第1議員会館で、国連で平和構築支援を担当するエリザベス・スペハー事務次長補の表敬を受け、意見交換した。公明党の谷合正明参院会長、鰐淵洋子衆院議員が同席した。 席上、斉藤代表は、分断と対立をあおる ...

日本共産党は23日、党創立103周年記念講演会を党本部と全国をオンラインでつないで開催しました。田村智子委員長が「日本共産党はどういう党か―歴史的岐路での役割」と題して講演しました。冒頭、参院選の総括を踏まえた第6回中央委員会総会 ...

中国とロシアの高官が会談し、日本について「軍国主義を復活させようとする企てに断固として反撃する」ことで一致しました。 【写真を見る】にこやかな表情に見える中国・王毅外相とロシア・ショイグ安全保障会議書記 中国外務省は、モスクワを訪問中の王毅外相が2日 ...

元米国国防次官のグロスマンが、Foreign Policy誌のウェブサイトに10月16日付けで掲載された論説‘Timor-Leste Adds a New Wrinkle to U.S.-China Competition’において、東ティモールの東南アジア諸国連合（ASEAN）加盟は、米中対立の観点からは米側に有利な展開とも言えるが ...