この状態に変化が訪れたのは1995年である。戦後50周年に際し、台湾で歴史記憶をめぐり論争が起こったのを契機に、光復節の法的地位は国民党によって全国的な国定祝日に引き上げられた。 歴史家の周俊宇によれば、この変化は中華民国の「台湾化」の進行 ...
下北沢「本屋B&B」で行われた、台湾文芸レポート 2024年に全米図書賞(翻訳文学部門)と日本翻訳大賞をダブル受賞という快挙を成し遂げた、台湾の小説家・楊双子(ようふたご)氏の『台湾漫遊鉄道のふたり』(中央公論新社)。日本統治時代の台湾を ...
南アフリカで行われているG20の首脳会議に参加している高市総理。台湾有事をめぐる発言に対する中国の反発は、どこまでエスカレートするのでしょうか。中国、そして習近平主席にとって台湾とはどんな存在なのかを53年前の映像から紐解いていきます。
昨年、台湾文学で初めて全米図書賞(翻訳文学部門)に輝いた作家、楊双子(ようふたご)さんが来日した。 受賞作「台湾漫遊鉄道のふたり」(リン・キン英訳)は、林芙美子をモデルにした日本人作家と、台湾人通訳の鉄道旅を通して、台湾の歴史に深く ...
11月7日の衆議院予算委員会における高市早苗首相の「存立危機事態」に関する答弁が、いまなお大きな波紋を広げている。高市首相は「台湾に対し武力攻撃が発生する。海上封鎖を解くために米軍が来援し、それを防ぐために武力行使が行われる」という ...
二〇〇六年九月に発足した第一次安倍晋三内閣で、内閣府特命担当大臣として初入閣し、第二次安倍政権で二〇一四年九月の内閣改造で総務相に就いた高市早苗自民党元政調会長(64)が、〝ガラスの天井〟を破って、日本初の女性総理に就任した。 安倍 ...