老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。 そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。
厚生労働省の「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金受給権者の平均受給額は月14万6429円でした。 【早見表】平均標準報酬額ごとの年金額を、加入期間ごとに見る多少の蓄えがあれば老後もなんとか生活できそうだと思う人 ...
公的年金の支給額は毎年見直しが行われるものですが、現在のシニア世代がどのくらい受給しているかを知ることで、ご自身の老後のお金事情を具体的にイメージすることができます。
70歳を迎え、いよいよ年金の初支給日がやってきました。 「今日はお祝いにウナギでも食べるか」 そんな期待を胸に、大森さんは最寄りの銀行に向かいます。 支店に着くと、年金支給日ということもあり、ATMの前にはすでに高齢者の列。ようやく順番が回ってきて通帳を記帳した瞬間、大森さんは思わず通帳を二度見しました。 (ん? 金額が少ないな。支給額は月あたり29万円だから、58万円のはずじゃ……) ...
老後にもらえる公的年金額は、「何歳から受け取るか」によってもらえる金額が変わります。 「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」に記載されている年金額は、65歳から受給開始した場合の金額です。しかし希望すれば、60〜64歳で受給を開始する ...
これからの時代、貯金だけで老後に備えると、「インフレ」と「長生きリスク」におびえて暮らすことに……。そこでおすすめしたいのが、公的年金の「繰下げ受給」だ。ファイナンシャル・プランナーで、著書に『これだけ差がつく! 老後のお金』がある首藤由之氏が、その ...
働きながら年金の受給を繰下げてきた方のなかには、「そろそろ退職して年金を受け取り始めようか」と考える人も多いのではないでしょうか。年金の受け取り開始をさらに1年延ばして68歳にすると、その分、年金額が増えることになります。 本記事では ...
年金の繰り下げ受給が広く注目される一方で、「今の生活を考えると、年金を何年も受け取らずに待つのは不安」という声も多く聞かれます。では、繰り下げ(最大で年8.4%の増額)に近い効果を、もっと現実的に得る方法はあるのでしょうか。
年金は原則65歳から受給できますが、この受け取りを遅らせることもできます。その制度を「年金の繰り下げ受給」といい、66歳から最長75歳まで受給開始を遅らせられます。繰り下げ受給をすると、1カ月遅らせるごとに「0.7%」増額されるため、もし70歳 ...
将来受け取れる年金が増える、「繰下げ受給」のことはご存じの方も多いでしょう。「きっと自分は健康だろう」と繰下げしたのに、数年後に病気が見つかったりすると「繰下げを撤回できるのか」と考える人もいるかもしれません。 今回は、繰下げ受給 ...
先日筆者の大学時代の同窓会に参加しました。家庭をもち子育てに没頭する友人も多くいました。大学時代の話に花を咲かせることはもちろんですが、20年近く経つと病気の話とお金の話もそこに加わっていました。 筆者はファイナンシャル・アドバイザーを職としてお客様からの相談を承っていることもあり、NISAやiDeCoなどの質問も多く出てきました。