ウソと誤解に満ちた「通説」を正す、作家の井沢元彦氏による週刊ポスト連載『逆説の日本史』。今回は近現代編第十六話「大日本帝国の理想と苦悩」、「大正デモクラシーの確立と展開 その9」をお届けする(第1474回)。
高橋是清は、日本銀行総裁や大蔵大臣、内閣総理大臣などを経験した政治家です。昭和恐慌時には、金輸出の再禁止・円安政策・積極財政を中心とした高橋財政を打ち出し、不況から脱却するきっかけを作り出しました。
昭和史研究の第一人者でノンフィクション作家の保阪正康さんが、東京・大手町の読売新聞東京本社で開かれた公開講座「昭和史の中の下山事件」(中央公論新社、読売・日本テレビ文化センター主催)で、読売新聞の木田滋夫記者とともに「戦後史最大の ...
日本史の表舞台で活躍した主役たち。歴史の転換を促すことになった彼らの「足どり」には、多くの謎がつきまとっています。本書では、その足跡を丹念に追うことで、歴史的事件の真相に迫りました。 絶対不利な状況を跳ね返した大海人皇子の脱出行。
弥生時代以来、キビの中枢となってきた岡山平野には、以上のほか、旭川を少しさかのぼって低い峠を越えたところに拡がる赤磐盆地、平野の東端に近い吉井川西岸、および足守川下流域に西接する高梁川(たかはしがわ)東岸などにも、ムラムラや古墳群の存在からうかがわれ ...
2025年は昭和100年にあたる。令和の今、昭和を生きた先人からから学ぶことは何か。約60年間にわたり昭和史研究を続けた半藤一利氏(1930-2021)が、「激動の昭和」の幕開けとなった「張作霖爆殺事件」を語る。全3回の1回目。(JBpress編集部) (半藤一利 ...
約80年前、太平洋戦争直前の日本で史上最大のスパイ事件が起きた。ソ連のスパイ組織のトップ、リヒャルト・ゾルゲ氏は幅広い人脈から得た日本政府の機密情報をソ連に送り続け、警視庁に逮捕された。「ソ連邦の英雄」と讃えられるゾルゲとは一体何者 ...
2025年は、盧溝橋事件・日中戦争開戦から88年、終戦から80年。 株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、秦郁彦著『日中戦争史(新装版)』(税込定価7,920円)を2025年10月25日に発売いたします。 歴史家・秦郁彦氏による『日中戦争史』は、精密な資料調査と厳格な資料批判に基づいて書かれた先駆的業績として高い評価を得ており、1961年の初版刊行以来、1972年に増補改訂 ...
ニュース速報が流れたあの瞬間、日本中が息をのんだ──。 「まさか、こんなことが現実に起きるなんて」 私たちの記憶に深く刻まれた“衝撃事件”は、時間が経った今でも語り継がれています。 今回は、日本の歴史に残る「衝撃事件」を5つピックアップ。
田中英壽理事長体制での一連の事件を経て、2022年7月、作家・林真理子氏を理事長に迎えた日本大学。改革が進むかにみえた新体制だったが、アメフト部薬物事件、重量挙部・陸上部・スケート部における「被害額約1億1500万円超」もの金銭不祥事などが ...
私たちの国のルーツを掘り下げ、古代史の空白に迫るNHKスペシャル「古代史ミステリー」待望の書籍化。『新・古代史グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権』がNHK出版から1月10日に発売されました。 卑弥呼と三国志、空白の四世紀と技術伝来 ...
観光客が押し寄せる名所旧跡には目もくれず、歴史の裏に隠れたディープなスポットを巡る人々がいる。『忘れられた日本史の現場を歩く』の著者、八木澤高明氏もその1人。異色の経歴を持つノンフィクション作家に、知られざる歴史の痕跡に迫る旅につい ...