今学期、「北東アジアのアメリカ外交」という授業を履修しています。 その内容はといえば、タイトルそのままに、日本・中国・韓国に対するアメリカ外交の歴史と未来を考えるというものです。
明年2026年は、昭和元(1926)年から満100年にあたる。インフレや関税合戦、大恐慌、世界大戦など、激動の連続だった昭和経済史は、先行きの読めない令和においても参考になる事例が多い。著者の岡田は、日本経済新聞社で20年間、記者や編集委員を務め、テ ...
銀行員たちは勝利を信じて軍を支え、敵に追われながら軍の金庫番も務め上げた。そして終戦を迎えると、戦争で途方もなく膨らんだ有形・無形の負債の清算を余儀なくされる。彼らは敗北が明らかになっても、「信用維持」という銀行業に携わる者としての矜持を手放さなかっ ...
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2025年12月17日に『経済で読み解く昭和史』(岡田 ...
1970年ごろの日本の高度経済成長期の終わり、大阪万博で活気づく関西を舞台に在日コリアン一家の喜怒哀楽を描いた日韓合作の演劇「焼肉ドラゴン」が韓国で上演された。日本の戦後史の断面は韓国の人々の目にどう映ったのか。自らの体験をもとに脚本と演出を手掛けた鄭義信(チョン・ウィシン)氏に聞いた。――14年ぶりの「焼肉ドラゴン」の韓国公演ですが、日本と韓国を比べると観客らの反応などに大きな差がありました ...
2025年は戦後80年という節目であると同時に、日本による台湾統治開始から130年の節目にあたる。本欄では、台湾が日本だった1931年生まれの鄭世松さんに案内いただきながら、関連するさまざまな史資料を参照しつつ日台関係史をひも解く。シリーズ第7回は教 ...
with Planetでは、「第9回アフリカ開発会議」(TICAD9)の開催に合せ、「アフリカと日本」と題した専門家によるコラムを掲載しています。これまでの歩みを振り返りつつ、なぜアフリカと関わるようになったのか、アフリカの現状や未来、日本との関係をどの ...
敗戦国の日本が戦勝国の占領統治から脱して、国家主権を取り戻す転機となった「対日平和条約(通称サンフランシスコ講和条約)」の調印がなされた直後の1951年9月8日、当時の吉田茂首相がサンフランシスコ北西の米軍施設(プレシディオ基地)を訪れて一人で署名し ...
何が起きているのか ・日本の防衛予算はGDP比で2%に 米国が増額要請 ・高まる地政学リスク、GDP比で2%、3%必要な時代に ...
日本の相続税は、戦前の「遺産課税体系」から戦後の「遺産取得課税体系」へと大きく転換してきました。昭和33(1958)年に導入された現行の「法定相続分遺産取得課税体系」は、遺産総額と相続人の数をもとに相続税の総額が決まります。しかし、この仕組みには課税 ...
作家、予備校講師、歴史系YouTuber。駿台予備学校、ネット配信のZEN Study(旧N予備校)で世界史担当。『世界史で学べ!