羽田空港で昨年1月、日本航空（JAL）と海上保安庁の航空機同士が衝突した事故で、国の運輸安全委員会が今年3月、国の航空機や、事故機と同型の海保機などを使った再現実験を中部空港（愛知県）で行っていたことが関係者への取材でわかった。複数の実機を使った実験 ...

「セントレア」の愛称で知られる愛知県常滑市の中部空港。3月26日午後11時ごろ、暗闇に包まれた全長3500メートルの滑走路の端から数百メートルほどの位置に、海上保安庁のプロペラ機、ボンバルディア300型「おおわし」が止まっていた=図の1。昨年1月2日 ...

昨年1月の羽田衝突事故を受け、海上保安庁の航空機やヘリが滑走路で離着陸する際に、法定外の灯火も点灯するように内規を変更したことが同庁への取材でわかった。国の運輸安全委員会の調査は続いており、事故原因は明らかとなっていないが、管制官や他の航空機からの「 ...