「日立・三菱重工 統合へ」。 約10年前の2011年8月4日の日本経済新聞1面。日本の製造業を代表する総合電機と総合重工業の両トップが2013年春に新会社を設立し、発電プラントから鉄道システム、産業機械、IT(情報技術)まで網羅する世界最大規模の総合 ...
日立製作所による非中核事業の聖域なき整理の象徴である日立御三家・日立化成の売却は、日立に潤沢な成長資金をもたらしたといえる。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の真っただ中ということもあり、買収した側の昭和電工にとっては、巨額買収 ...
日立製作所の上場子会社として、医療機器や半導体装置を製造してきた日立ハイテクは、日立が半導体装置事業を売却させようとしても、それを拒否するなど、「聞き分けの悪い子会社」だった(詳細は本特集#1 『日立新社長が目論む「グループ再編」最終形、事業構造改革の次なる一手は?
15年間続けた業態改革が奏功している 6月27日、東京証券取引所の終値で、日立製作所の時価総額は16兆9420億円に達し、ソニーグループ(16兆8938億円)を抜いて国内第4位の時価総額企業となった。今回の動きは、日立がこれまで目指してきた、自社の業態改革 ...