歴史を刻んだ試合では、敗者もまた人々の記憶に残る。そして、敗れた後の歩みも関心を集める。 2018年8月12日。100回目を迎えた夏の甲子園2回戦で、歴史に残る劇的なシーンは訪れた。星稜(石川)と済美(愛媛)の一戦は延長12回でも決着がつかず、この ...
前代未聞の敬遠騒動は今も語り継がれる スタンドから怒号とともに大量のメガホンがグラウンドに投げ込まれ、勝利校の校歌が“帰れコール”でかき消される。長い歴史を持つ甲子園大会の中でも前代未聞の大騒動になったのが、1992年の星稜・松井秀喜の5 ...
「豪雨で被災した方々に何かメッセージを!」 7月に起こった西日本豪雨災害の影響を受けた愛媛と広島の代表である済美、広陵の監督と選手たちにはこの質問が飛んだ。 「広島の置かれている状況を考えると、野球をしていいのかとも思うが、広島県の ...
第106回全国高校野球選手権石川大会決勝 小松大谷5―0星稜 ( 2024年7月27日 石川県立野球場 ) 優勝を決めてマウンド付近に集まる小松大谷ナイン、星稜の三塁コーチ・東はうつむきながら引き揚げる(石川県立野球場) Photo By スポニチ 3年連続の星稜か。
愛媛が野球王国と言われなくなってどれくらい経つだろうか。 松山商が"奇跡のバックホーム"で、7度目の全国制覇を果たしたのが1996年。その松山商が最後に聖地を踏んだのが四半世紀前の2001年のことだ。 ここ10大会(2014年〜2024年)で、愛媛代表は通算7 ...