自民党と日本維新の会が合意した衆院議員の定数削減が、連立政権の行方と相まって注目を集めている。現行の小選挙区比例代表並立制導入が1994年に決まって以降、定数削減が実現したのは3回。「選挙制度の抜本改革」「1票の格差是正」といった論点が複雑に絡み合い ...
石破茂前首相(68)が8日、BS-TBS「報道1930」(月~金曜7・30)に出演し、自民党と日本維新の会が提出した衆院議員定数削減法案についてコメントした。
臨時国会の会期末を2025年12月17日に控え、自民・維新両党が提出した「定数削減法案」の今国会中の成立が絶望的な状況で、年明けの通常国会で継続審議となり、実質的には「棚上げ状態」となりそうだ。各党間では、選挙制度改革の議論が盛り上がっており、年明け ...
衆院選挙制度改革を巡り、「中選挙区制」に与野党の支持が広がっている。選挙制度の抜本的な見直しを目指す超党派の議員連盟が5日に開いた会合では、自民党や日本維新の会を含む各党の参加者の多くが中選挙区連記制を軸とする案を示した。定数削減議論にあわせて選挙制 ...
衆院選挙制度の在り方を巡り、自民党政治制度改革本部(加藤勝信本部長)が所属国会議員を対象にアンケート形式で意見聴取を12日に始めたことが分かった。関係者が明らかにした。衆院議長の下に置かれた与野党協議会に向け、制度改革に関する党の考え方の取 ...
国民民主党が12月3日、衆院選挙制度改革の独自案として「中選挙区連記制」の導入を発表しました。自民党と日本維新の会が進める定数削減法案への対案という位置づけですが、その背景には、有権者の約4割を占める「無党派層」の存在があります。なぜ今、選挙制度その ...
自民党の鈴木俊一幹事長は2日配信のラジオNIKKEIのポッドキャスト番組「NIKKEI切り抜きニュース」に出演した。与野党が衆院議員の定数削減と並行して議論する選挙制度改革にふれた。現行の衆院の小選挙区比例代表並立制に関し「並立制を変えて、新しい制度 ...
1994年の政治改革は二つの側面を持っていた。一つは政治資金規正法の強化と政党交付金制度の導入、すなわち「政治とカネ」の問題の清算であり、二つめは中選挙区から小選挙区比例代表並立制への選挙制度改革であった。
党利党略ばかりが先走り、迷走する。過去を振り返ればその繰り返しだった衆院の定数削減論議。今回も混乱が早くも広がる。
公明党の西田実仁幹事長は2日の記者会見で、与党が検討する衆院議員の定数削減に「選挙制度とセットで議論していく必要がある」と述べた。定数削減を前提とせず、選挙制度改革のなかで議論する必要性を強調した。選挙制度改革の例として、中小政党への議席配分が有利な ...
自民党 ・ 公明党 から自民・維新への連立組み替えが起きたことで、今後は日本も欧州のような多党制に向かうともいわれます。戦後、連立政権が続いてきた ドイツ ...
中選挙区連記制は選挙区の定数を複数にし、有権者が複数の候補に投票する仕組み。見解案では現行の小選挙区比例代表並立制に関し「時代の変化に応じた見直しが必要だ」と指摘した。