「彦根城と城下町―江戸時代の彦根のかたち―」をテーマにした展覧会が彦根城博物館(彦根市金亀町)で開かれている。世界遺産登録を目指す城郭部だけでなく、城下町全体の構造が分かる絵図・文書計38件を展示。江戸時代の地方都市の機能について深く学ぶことができる。2026年2月16日まで。【伊藤信司】 ...
徳川家康が築城した駿府城跡に整備された駿府城公園(静岡市葵区)で、戦国時代末期(天正期)と、江戸時代初期(慶長期)の本丸の石垣の一部が新たに見つかった。公園の再整備のため、市が行った発掘調査で出土した。石垣は今月下旬に埋め戻されるが、13日開催の「限 ...
約150年前の「上野城内」(現伊賀市上野丸之内付近)を当時の撮影技術の「コロジオン湿板法」で撮った写真を最新のデジタル技術で鮮明にした画像10枚を12月、市上野図書館などがオンライン公開した。画像をパネルにした「明治の上野城十景~甦(よみがえ)るガラ ...
東京から江戸の面影はもう消えてしまったのか。歴史評論家の香原斗志さんは「江戸城内には、往時と変わらぬ建造物が数多く残っている。東京にいながらここまで江戸時代を体験できる場所は他にはない」という――。 実は江戸城は日本の城のなかで保存 ...
私がいる場所は、皇居の東御苑。 東京都心の真ん中なので東京駅からも近く、歩いても来ることができる距離にある。 現在の皇居東御苑は広大な庭園に整備されているが、かつての江戸城本丸があった場所。本丸の建物は江戸時代末期に火災で焼失して ...
大規模改修工事で休館している江戸東京博物館(東京・墨田)のリニューアルオープン100日前を記念し、東京都などは18〜21日にJR両国駅3番ホームや駅周辺で記念イベントを開く。江戸時代の文化・慣習と現代の比較を見比べるパネル展示や江戸の屋台や遊びを体験 ...
何だろう、行列が出来ている。 東京の真ん中にある皇居外苑。東京駅から歩いて数分の場所にある和田倉噴水公園で休憩した後、内堀通りを少し歩くとお堀に沿って長い人の列が見えてきた。行列の先は江戸城の大手門へと向かっている。長い行列はお堀を ...
はじめて城に興味を持った人のために城の面白さや、城歩きの楽しさがわかる書籍『1からわかる日本の城』の著者である西股総生さん。JBpressでは名城の歩き方や知られざる城の魅力はもちろん、城の撮影方法や、江戸城を中心とした幕藩体制の基本原理 ...
鳥取市が復元整備を進めている国史跡・鳥取城跡で、約120年ぶりによみがえった「擬宝珠(ぎぼし)橋」の復元が、2025年度の土木学会デザイン賞で最優秀賞に輝いた。「『あるべきものがあるべき姿で自然にある』という土木デザインの理想的な姿がそこに現れている ...
約370年の時を経て機運が高まる「江戸城天守再建築城プロジェクト」。 インバウンド消費が日本経済の屋台骨となりつつある中、東京オリンピックや大阪万博のような一時のイベントとは一線を画す、日本を長期に支える壮大な計画だ。日本の新たな ...