当時の焼き芋は、蓋つきの平釜に並べ蒸し焼きにしたもの。明治になって都市人口が急増すると、安くて腹が膨れる焼き芋は江戸時代以上に喜ばれる。大量生産をこなす専門店も続々と登場した。
列島誕生以来、地震・噴火・津波などの自然災害の脅威に絶え間なくさらされてきた災害大国・日本。いくつもの巨大災害が、日本史上にその名を残してきた。平安時代を揺るがした「貞観の大津波」、近世では「宝永の富士山噴火」や「安政南海地震」、近現代では「関東大震 ...
現在リニューアル工事中の東京都墨田区にある「東京都江戸東京博物館」(愛称=えどはく)が来春オープンする。東京都と東京都歴史文化財団はリニューアルオープンを盛り上げる「まだかなえどはく」プロジェクトを推進。その一環として11月27日、東京都内で、えどはくのレストランで提供予定の「えどはく幕の内弁当」のアイデアコンテスト審 ...
日本史と地理は、別々の科目として学びますが、多くの接点があります。『日本史と地理は同時に学べ!』を上梓した駿台予備校地理科講師の宇野仙氏が江戸時代に起きた変化について解説します。 江戸時代は、江戸幕府が成立した1603年から明治に入る1868 ...
江戸時代 、とりわけ前期は大規模な農地開発が進んだ。山野が切り開かれ、耕地面積はほぼ倍増した。日本近世史が専門の武井弘一・ 金沢大学 ...
NHK大河ドラマで取り上げられ注目されている蔦屋重三郎、稀代のプロデューサーは、何をしたのか?平賀源内、山東京伝、葛飾北斎、写楽・・・天才たちがこの時代に一気に生まれたのはなぜなのか? その背景には、日本ならではの印刷技術イノベーション ...
【読売新聞】編集委員 丸山淳一  12月14日放送の第48話で最終回を迎えるNHK大河ドラマ『べらぼう〜 蔦 ( つた ) 重 ( じゅう ) 栄 ( えい ) 華 ( が ) 乃 ( の ) 夢 ( ゆめ ) 噺 ( ばなし ) ...
「脱税」という言葉は「税を逃れる行為」の全般を指すものだが、税を逃れる行為というのは必ずしも「税法違反」だけではなく、法の抜け穴を突くことも含まれる。こう語る元国税調査官の大村大次郎氏によれば、江戸時代には、為政者と庶民のあいだに ...
水戸市教育委員会は、市文化財保護審議会の答申を受け、「林十江(じっこう)の墓石」と「大日本史編纂(へんさん)記録」を市指定有形文化財にした。今月9日に発表し、これで市指定文化財は計110件になった。 「林十江の墓石」は、清巌寺(元吉田町 ...
全国で出没情報や被害が相次ぐクマ。江戸時代の兵庫・播州地域でも神経をとがらせていた様子を示す文書が、兵庫県たつの市龍野町の国重要文化財「堀家住宅」から見つかった。当主が領主の指示を受けてクマ出没について調査報告をする内容。文書を調べている岡山大のグループは「この辺りでクマに関する記述の文書が確認されるのは珍しく、貴重な資料」と評価する。
【読売新聞】 中国の史書「魏志倭人伝」に記された邪馬台国はどこか。江戸時代から続く論争をテーマにした古代史講座が福岡県飯塚市で開かれた。講師が持論の正当性を主張するのではなく、九州説、畿内説、東遷説それぞれの弱点や矛盾点を検証するユ ...