男ばかりが注目されがちな江戸時代、女たちだって懸命に生きていた。封建社会の中、思うにまかせない日々を自らの信念を胸に駆け抜けていた。そんな彼女たちの心には何があったのだろうか。その心情を描き出すのが『武家女人記』(集英社)。さまざまな身… ...
幕末の越後長岡藩士・河井継之助の生涯を描く。彼は「武装中立」という理想を掲げ、新政府軍に徹底抗戦した。ガトリング砲を駆使し奮戦するも力尽き、非業の死を遂げる。 その非凡な政治感覚と近代国家を見据えた先見性を描いた作品で、2022年には『峠 ...
江戸時代に盛んだった学問で、薬となる植物などを研究する「本草学(ほんぞうがく)」に着目し、現代に活用しようとする取り組みが三重県で行われている。 2021年4月に多気町に開設された国内最大級の複合型商業リゾート「VISON(ヴィソン)」にある ...
千葉県旭市長部の田んぼで3日、約180人が田植えを体験した。この田んぼは、江戸後期の農政学者である大原幽学(1797~1858)が指導してできた水田だ。米づくり体験の交流イベントとして長く続く催しで、東京や千葉の生協の告知に応募した親子連れなどが ...
列島誕生以来、地震・噴火・津波などの自然災害の脅威に絶え間なくさらされてきた災害大国・日本。いくつもの巨大災害が、日本史上にその名を残してきた。平安時代を揺るがした「貞観の大津波」、近世では「宝永の富士山噴火」や「安政南海地震」、近現代では「関東大震 ...
【開催日時】11月5日(日)11時~17時 JR御徒町駅前に「おかちまちパンダ広場」が誕生して、今年で11周年。また、学問成就にご利益があるといわれる湯島天満宮(湯島天神)から御徒町に至る道、通称「学問のみち」が誕生して今年で6周年 ...
京都府向日市鶏冠井(かいで)町の旧上田家住宅で、江戸時代にあった僧侶の学問所「鶏冠井檀林」跡から出土した陶磁器が展示されている。当時の僧侶の生活がうかがえる京焼など36点が並ぶ。 鶏冠井檀林は、日蓮宗の僧侶を養成した有数の機関で ...
「家庭を築いて当たり前」というのが過去のものとなっている現在。ひとりを楽しむ暮らし、ライフスタイルを満喫する向きも多いが、反面、将来への不安もまた多い。有識故実家の髙山宗東さんは「年金も低く、仕事のペイも安く、金利さえゼロ。そんな時代を生き抜こうとす ...
江戸時代、中山道にあった深谷宿(埼玉県深谷市)に今も一部現存する「本陣跡」を、ものつくり大(行田市)の大学院生が調査し、保存案を作成した。本陣を務めた家の子孫や一帯で区画整理を進める深谷市は、提案を受けて実現可能な計画を検討する考え。本陣跡は徳川将軍 ...