太平洋戦争後期に広島県・江田島の海軍兵学校に進み、特攻作戦で死を覚悟しながらも在学中に終戦を迎えた男性の日記が残されていたことが13日、分かった。初期は軍への不満を訴えていたのに対し、終戦間際には特攻への覚悟をつづった。識者は「軍隊に反抗心を持ってい ...
大分県別府市で暮らす西原清介さん(96)は、1945年(昭和20年)4月に海軍兵学校に入校し、「最後の期」となった78期の一人だ。山口県防府市にあった兵学校の分校の校庭で聞いた玉音放送は「雑音で陛下の言葉は聞き取れなかったが、校舎 ...