総理時代に田中角栄が滞在した「向瀧」(撮影・山崎まゆみ) 日本で初の女性の総理大臣が誕生した。 昭和に名を残した総理が愛した宿とは――? 名湯と名物にちなむ逸話をご紹介したい。 昭和47(1972)年11月―。 「バタバタ~」という音を ...
2025年10月の自民党総裁選で高市早苗氏が選出され、初の女性総裁が誕生した。1955年の結党以来、総裁の座をめぐり権力争いが繰り広げられてきたが、その潮流を作ったのが1972年の「角福戦争」と言われる。作家・大下英治さんの『自民党総裁選 仁義なき ...
田中角栄元首相=新潟県出身=没後30年の16日、中国の新潟総領事館などが「逝去30年を偲ぶ会及び中日関係シンポジウム」を新潟市で開いた。新旧の駐日中国大使や日本の関係者らが、日中国交正常化を実現した田中氏の功績をたたえた。 呉江浩駐日大使は ...
1970年代初頭、日本の進むべき国土の姿を大きく描き直そうとした構想があります。田中角栄の「日本列島... 政治ニュースランキング ...
タカの心臓を持つハト、梶山静六を失って25年になる。混迷の現状を見て「今ありせば」と願う政治家のひとりだろう。 梶山は茨城県選出の衆議院議員。橋本龍太郎内閣の官房長官を務め、他に法務、通産、自治の大臣も歴任した。 私にとっては、1993年の ...
中国車が世界を席巻するいま、依然として日本車のシェアが高い国がある。モンゴルだ。登録車の7割はトヨタ自動車製だといわれている。2024年の訪問時、運転手が話していた。「草原は道が悪い。日本車は丈夫で壊れにくいからね」 アフリカや南米の過酷 ...
1974(昭和49)年11月26日、田中角栄首相が辞意表明しました。公共工事予定地を事前に買って高値で売り抜ける「金脈問題」で党内外から批判が強まったためです。 田中首相の不祥事を暴いたのはフリージャーナリストの立花隆氏。 月刊誌「文芸春秋」の1974 ...
田中角栄元首相の圧倒的な政治力を支えた背景に優秀かつ忠誠心あふれた秘書チームの存在があった。その中のひとりに早坂茂三氏がいた。新聞記者出身の早坂氏はマスコミとの対応を任せられ、われわれ政治部の番記者との窓口でもあった。巧みな比喩を ...
ひょんなことから美術館の展示室で見知らぬ人たちと車座になって座布団を敷いて座り、あれこれおしゃべりしながら作品を鑑賞してきた。 「美術館がはらっぱに」をテーマにした「第1回八色(やいろ)の森ビエンナーレ2025」(3日終了)のワークショップ ...