世界を二分していた資本主義・自由主義と社会主義・共産主義の図式は崩れ去り、かつて対立していたアメリカとロシアのリーダー同士が 手を組む時代となった。一体、何が起きているのか?各国で左右の分断が深まる今だからこそ、30年前まで世界の3分の1 ...
米国の「民主社会主義」は、かつてのソ連のような一党独裁や共産主義とは明確に異なります。「民主主義を維持しながら、行き過ぎた資本主義の格差を是正する」という思想であり、北欧諸国の高福祉社会をモデルとしています。市場経済を否定せず、富の再分配や社会保障の ...
民主的選挙で成立した社会主義政権をクーデターで倒した独裁者ピノチェト 半世紀以上も昔のことである。南米チリで1970年に世界史上初の民主的自由選挙で選ばれた社会主義政権が誕生した。スペインのバスク地方の移民の家系の医師でマルクス主義者の ...
日本共産党系の民青(日本民主青年同盟)は、「暴力反対」をスローガンに掲げ、全共闘や新左翼の学生たちを「ニセ左翼暴力集団」と非難していた。しかし筆者のような同志社大学の新左翼系学生運動に1979〜85年に関与していた者からすると、民青は暴力 ...
国際社会は今、あしき共産主義の暴走を許し、制止できずにいる。「国連憲章」が1945年6月26日に定められ、10月24日に国際平和と安全の維持(安全保障)を目的として国際連合(国連)が設置されたが、安全保障理事国のロシア(旧ソ連)がクリミア半島を ...
注目すべきは、民主党と社会党の接着剤だった国民協同党の存在です。後の首相、三木武夫氏が率いる同党は、資本主義でも社会主義でもない、第三の道としての「協同組合主義」を掲げていました。政務調査会長の船田享二氏(後に衆院議長を務めた船田中氏の弟)は、敗戦ま ...
──ミラン、スターリン主義に対する反発はよくわかる。しかし神学生と話していると、スターリン主義や改革派マルクス主義だけでなく、社会民主主義的な理念までを忌避しているように思えてならない。 「そのとおりだ。そもそも平等という価値観自体 ...
Use Alt + Down Arrow to expand. ドナルド・トランプ米大統領は、自らを社会主義勢力に立ち向かう資本主義の擁護者と位置づけることを好む。よく標的にしているのは、ニューヨーク市長選の民主党候補ゾーラン・マムダニ氏だ。トランプ氏はマムダニ氏を「狂信 ...
次に議論になったのは、左翼の力と日本共産党をどう伸ばすかです。斎藤氏は「左派が衰退している。例えば高齢化しているとか、党員の数、左派団体のメンバーの数も減ってきている。いま言った話が正しいのであれば、なんで支持がとれないのか」と ...
日本共産党の志位和夫議長と、マルクス研究者の斎藤幸平東京大学准教授がインターネットメディア「ReHacQ」(リハック)で行った対談「マルクス『資本論』の真実」(前半部分は10月24日、後半部分は30日に配信)から要点を連載で紹介し ...
〈共産主義及び文化的マルクス主義の浸透と国家制度への影響に関する質問主意書〉──。参政党の神谷宗幣代表が今月1~5日の臨時国会に提出した質問主意書のひとつだ。質問7項目のうち6項目について、政府は「お尋ねについてお答えすることは困難」と ...
「狂った共産主義者」と「ファシスト」。そう互いにののしり合っていたはずの2人が、ホワイトハウスの大統領執務室で穏やかな笑みを交わした。ワシントン・ポストなど複数の米メディアは同様に「シュールな光景」と伝えた。11月21日、ドナルド・トランプ大統領と次 ...