近年発表された古代人のDNA解析の成果により、古墳時代の人びとの25%は朝鮮半島からの移住者であることが明らかになり、歴史教科書で学んだ「渡来人」をとりまくイメージは一変しています。これは、日本の文化の成り立ちにも関わってくるトピックです。
重要文化財 遮光器土偶文化庁蔵 岩手県立博物館保管 2021年に世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」を中心に、遺跡から出土した国宝・重要文化財を含む土偶や装飾品を集め、縄文人の姿や暮らしに迫る特別展「世界遺産 縄文」が京都 ...
新潟県村上市で行われていた縄文時代後期の『上野遺跡』の発掘調査が終了することになり、遺跡とそこから出土した土器などが一般に公開された。新潟県内最大級とも言われる遺跡からはどんなことがわかったのだろうか…新潟県村上市を通る国道7号脇にある上野遺跡。約4000年前の縄文時代後期の遺跡で、2017年から発掘調査が実施されている。調査していた県埋蔵文化財調査事業団の加藤元康専門調査員は、「縄文人の生活のス ...
国立市で縄文文化を楽しみながら学べるイベント「国立市 縄文探訪」が、6月28日(土)・29日(日)に旧国立駅舎で開催されます。縄文時代の暮らしや文化に触れられる貴重な機会として、講演、朗読会、考古学講話、トークイベント、朗読会等、子ども ...
芸術家の岡本太郎が美を見出した火焔型だけが縄文土器ではない。1万年以上も続いた縄文時代の土器や土偶は、時代や地域ごとに特徴がある。そうした一つが、ランプのように火をともして使われたとみられる釣手土器だ。主に山梨県と長野県で見つかって ...
青森県の弘前大学北日本考古学研究センターは8日、北海道七飯町大川の大中山遺跡で、津軽海峡を隔てた東北北部の弥生人と密接な交流関係にあったことを示す土器や石器が出土したと発表した。同センターの上條信彦教授によると、もっぱら狩猟採集 ...
「蛇の把手が付く土器」は市立博物館の自然・歴史展示で見ることができる(同館提供) 展示される土器の一部(市文化財保護課提供) 2025(令和7)年、今年は「巳年」。相模原に関連する「蛇(へび)」にまつわる話をご紹介。初回は縄文時代の ...
明治大学黒耀石研究センター、御所野縄文博物館、金沢大学古代文明・文化資源学研究所、東北大学総合学術博物館、弘前大学人文社会科学部北日本考古学研究センター、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館は、2024年6月に岩手県一戸町の山井遺跡から ...
鹿児島県喜界町教育委員会は、隆起サンゴ礁と一体化した縄文時代のものと推定される石器12点を町の天然記念物に指定した。サンゴ礁が隆起してできた喜界島ならではの文化財で、希少という。石器は13点あったが1点は誰かに取られたとみられ、町は指定を通して保護の ...
ユネスコの世界文化遺産である「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つ、青森県八戸市の是川石器時代遺跡の解説施設・是川縄文館で、秋の企画展「その土器は三角形 尖底(せんてい)土器の世界」が開かれている。11月24日まで。 土器は ...
滋賀県は6日までに、琵琶湖の水中遺跡「葛籠尾崎湖底遺跡」(同県長浜市湖北町)で、縄文時代早期(1万1000~1万500年前ごろ)のものと推定される土器をほぼ完全な形で発見したと発表した。同遺跡で見つかった土器の中では最古とみられる。