第2次世界大戦を巡る証言を記録している市民団体「戦場体験放映保存の会」（東京）は27日、戦争経験者による証言集会を都内で開いた。「語らずに死ねるか！」をテーマに、100歳の元日本軍兵士ら14人が登壇し、壮絶な体験を伝えた ...

「語らずに死ねるか!」を合言葉に、元兵士らが戦争の過酷な体験を語り継いできた「戦場体験放映保存の会」主催の証言集会が27日、東京都内で開催された。参加者が高齢化し、今回が最終回。80代〜100歳の14人が登壇して計約1時間半にわたってリレー ...

睡眠薬と安定剤合計200錠を一気に飲み、臨死体験として知られる「黄金の世界」を見たという衝撃の告白から始まる彼の物語は、壮絶でありながらも、人間の生きる力を感じさせる内容である。

高齢となった被爆者の思いを受け継ぎ、次の世代に証言を伝える「被爆体験伝承者」。元ＴＢＳアナウンサーの長峰由紀さん（６２）は、２年間の養成研修を経て２０２４年から活動を始めた。いまだ廃絶されない核兵器に憤り、８０年前の原爆投下を「今に続く話」として語り継ぐ。背中を押したのは、かつて共演した放送作家の永六輔さんらが戦争の悲惨さを伝える姿だった。（時事ドットコム取材班　斉藤大） ...

第2次世界大戦終結から80年。戦争体験者から直接話を聞ける最後の時代が近づく中、記憶の継承に向け、戦争を知らない世代が奮闘している。平和を次世代につなげるため、各地の学生団体は体験者らと交流会を開き、その証言を小学生に伝えるなどの ...

人工知能（AI）を使い、映像上の被爆者と「対話」する―。こうした「証言装置」を導入する自治体が出てきている。被爆者が高齢化する中、核兵器の非人道性を次世代にどう伝えるか。試行錯誤が続く。 「もし戦争がなかったら、何をしていましたか」。

先の大戦に関する証言や記録の活用を巡り、著作権と意向確認が「壁」となるケースが目立つ。各地に残る体験者の証言記録は、取りまとめた団体が解散すると原則として各体験者から承諾を得なければならない。「戦争体験者なき時代」が迫り、証言集の ...

核兵器廃絶をめざして広島市で11月1～5日に開かれる科学者らの国際会議「パグウォッシュ会議世界大会」では、被爆体験を英語で証言してきた小倉桂子さん（88）=広島市=がパネリストとして参加する。「立場が違うからこそ対話が必要」と語る小倉さんに ...

「戦後80年」の今夏、メディアは生存者の証言を得るのも今年が最後かのように、戦争体験を報じていた。それらの証言は、生存者だけでなく、すでに亡くなっている方の再掲も少なくなかった。 生存者の証言が失われていくこと以上に気になったのは ...

「臨死体験」についてつづった中村うさぎさん 入院中の作家・中村うさぎさん（55）が3日、自身のブログを更新し「臨死体験」についてつづった。 「あたし2回も死にかけちゃった」と衝撃の告白。1度目は9月28日。「ナースがあたしの服を ...