1972年12月、アポロ17号のユージン・サーナン船長と、地質学者でもあるハリソン(ジャック)・シュミット飛行士は、月面車で「タウルス・リトロウ渓谷」を探査していました。ショート・クレーター(Shorty ...
「GRB 250314A」と名付けられたガンマ線バーストの残光(アフターグロー)。ビッグバンから約7億3000万年後、初期の宇宙で発生した超新星爆発にともなう輝きが、およそ131億年という途方もない時間をかけて届いたものです ...
国立天文台によると、2025年のふたご座流星群は12月14日(日)17時ごろに活動の極大を迎える見込みです。ただしこの時刻は日本ではまだ空が明るく、実際に見やすいのは夜間になります。
NASA=アメリカ航空宇宙局は2025年12月9日付で、火星探査機「MAVEN(メイブン)」からの信号が途絶えたことを明らかにしました。 NASAによると、MAVENが2025年12月6日に地球から見て火星の裏側へ回り込んだ後、NASAのディープスペースネットワーク(DSN、深宇宙通信網)は裏側から出てきたはずのMAVENからの信号を捕捉できませんでした。
スプライトとは、雷雲のすぐ上ではなく、そのはるか上空の中間圏(高度およそ50〜90km)で発生する放電現象です。こうした現象はまとめて「超高層雷放電(Transient Luminous Event: ...
株式会社Space Compassは2025年12月11日、衛星通信事業者のHELLAS SAT Consortium Limited(Hellas Sat)と、衛星間光通信ネットワークの相互接続に向けた協力に関する覚書を締結したと発表しました。
スウェーデン宇宙公社=Swedish Space Corporation(SSC)は、2026年初めに社名を「SSC Space」に変更し、世界各地の事業と子会社を単一ブランドに統一すると発表しました。LSE SpaceやAurora ...
銀河団では、重力を介した銀河どうしの相互作用や合体を通じて、ガスが豊富で星形成も活発な渦巻銀河から星形成活動がほとんどみられない楕円銀河へと、銀河の形態が変化していく傾向がみられるといいます。
こちらは、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の「近赤外線カメラ(NIRCam)」で観測した銀河団「MACS J1149.5+2223」の一部。しし座の方向、約55億光年先にあります。画像の幅は満月の視直径の約12分の1に相当します ...
スカパーJSATが次世代通信衛星「JSAT-31」「JSAT-32」の打ち上げにスペースXを採用しました。「Superbird-9」とあわせた3機を2027年以降に順次打ち上げる計画や、フレキシブル衛星による通信容量拡大の概要を紹介します ...
衛星本体は土星からの反射光(サターンシャイン)に照らされて柔らかく浮かび上がり、南極側の縁には、宇宙空間に向かって細い光の筋がいくつも伸びている様子が写し出されています。これが、エンケラドゥスの南極から噴き出す水蒸気と氷の粒の噴出柱(プルーム)です。
日本時間2025年12月9日、3名の宇宙飛行士が搭乗したロシアの宇宙船「Soyuz MS-27(ソユーズMS-27)」が、ISS=国際宇宙ステーションを離れて地球へ無事帰還しました。 帰還したのはRoscosmos(ロスコスモス)のSergey ...