フジテレビの不祥事対応が世間を騒がせたが、これは氷山の一角にすぎない。広告主やタレントへの過度な配慮が常態化した日本のテレビ局は、構造的な「ガバナンス不全」に陥っているからだ。元ネスレ日本CEOの高岡浩三氏は、日本企業に決定的に欠けている“社内警察” ...