ファシズムや全体主義は、遠い過去の記憶なのか。いま、民主主義を高らかに謳い、〈私たち〉の再生を訴えるポピュリズムが、じわじわと世界、そして日本の政治を蝕みつつある。選択肢の喪失。自由の死。「令和時代のファシズム」とは何か。気づいたときにはもう遅い…… ...

【12月11日  People’s ...

多党化時代の選挙制度を考える際に注意すべきは「分極的多党制」の危うさだろう。多党化の状況で政党間のイデオロギー差が大きくなった状態を指し、イタリアの政治学者ジョバンニ・サルトーリ氏が提唱した概念だ。ドイツやイタリアでファシズムが台頭した背景を分析した ...

かつて日本が国策を誤った昭和ファシズムの時代。その前夜には、社会にリベラルな空気があふれた大正デモクラシーがあった。個人の自由や権利、平和への志向を抱いていたはずの人びとは、なぜファシズムのバスに駆け込むように乗り込んでしまったのか。慶大・井手英策教 ...

【北京共同】中国の韓正国家副主席は８日、北京を同日訪問したドイツのワーデフール外相と会談し「台湾問題は中国の核心的利益の核心だ」と強調、中台を不可分の領土とする「一つの中国」原則を厳守するよう求めた。新華社が報じた。台 […] ...

「物腰はよりかたくなになり、孤立している。2年ほど前から、イデオロギーや国家安全保障にこだわる傾向がうかがえた」。プーチン露大統領との首脳会談で、マクロン仏大統領はこう疑念を抱いた。ロシア軍がウクライナに軍事侵攻する直前だった。

上海コミュニケは米国は「台湾は中国の一部」という中華人民共和国側の主張に異議を唱えないとしつつ、「平和的解決」を強調し、武力による統一を牽制し、台湾からの米軍撤退を最終目標とすると明記しつつ、「緊張緩和に応じて漸次削減」という曖昧な条件を付けた。この ...