南極上空を飛行する高高度気球型のニュートリノ検出器「ANITA」が、現代の素粒子物理学では説明できない不可思議なシグナルをとらえたそうだ。 この装置は、宇宙から飛来する検出が難しい「ニュートリノ」と呼ばれる素粒子が南極の氷と衝突する際に ...
そもそも、生き物、地球、宇宙などすべての物質は素粒子からできている。東大素粒子物理国際研究センターのホームページなどを参考に解説してみる。 19世紀後半「電子」(電子は素粒子)の発見によって、物質の最小単位が「原子」ではないことが ...
素粒子物理学の基礎である「標準理論」の検証に挑んでいた米フェルミ国立加速器研究所などが、実験の最終結果を発表した。物質の最小単位である素粒子の一種、ミューオンの性質を調べたもので、4年前の中間結果では、実験値が理論値から大きくずれ ...
どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「ガリウムをめぐる異常と壮大な仮説」というテーマで解説していきます。 原子番号31の元素「ガリウム」には、それに関連する理論予測と実験結果が合致しない明確な異常が知られており、「ガリウム ...
岐阜県飛騨市の山中の地下600メートルに、直径69メートル、高さ94メートルの巨大な円柱形の空洞ができた。次世代の素粒子観測装置「ハイパーカミオカンデ」を設置するための空間だ。宇宙や物質の成り立ちを解き明かそうと、東京大学と高エネルギー加速 ...
自然の法則に反しないはずなのに誰も見たことがない――。物質の最小単位である素粒子の一種「ミュー粒子」が電磁波を出して電子に変わる、そんな未知の現象を探す実験を始めて17年。見つかれば、宇宙が誕生後に急膨張した仕組みを解き明かす鍵にも ...
【ワシントン共同】米フェルミ国立加速器研究所のチームは3日、素粒子の一種「ミュー粒子」の磁力を測定した結果、理論で予測される値と一致したと発表した。これまでの中間分析結果では値が一致せず、未知の素粒子の存在が指摘されていたが、今回の ...
立教大学(東京都豊島区、総長:西原廉太)の村田次郎理学部教授を中心とした研究チームは、従来技術では達成不可能な毎秒10億個(ギガヘルツ)にも達する事象の超高計数率観測を可能とする技術開発に成功しました。 素粒子・原子核物理学で用い ...
これまでに検出された宇宙ニュートリノの中で最もエネルギーの高いものの証拠を報告する論文が、今週のNature に掲載される。そのエネルギーは、これまでに検出されたニュートリノの約30倍であると推定されている。KM3NeT Collaboration(コラボレーション ...
どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「重力子のような性質の粒子群を史上初観測」というテーマで解説していきます。 コロンビア大学などの研究チームは、半導体物質において、「カイラル重力子モード」と呼ばれる、重力子と一部類似し ...
飛騨市の素粒子観測施設「スーパーカミオカンデ」が1日、一般公開された。訪れた人たちは実験エリアなどに入り、宇宙、素粒子物理学の最前線を見学した。 定員300人の募集に約6800人の応募があったという。見学は6回に分けて行われ、正午 ...
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