文部科学省は10日、全国の公立小中学校の校舎や体育館など木造以外の建物11万1799棟のうち、震度6強以上に備えた耐震化が完了していない建物は2025年4月時点で93棟だったと発表した。前年同時期より42棟減少した。耐震化した割合は99.9%で、未完了の市区町村は8減って28自治体だった。都道府県別にみると、耐震化率100%は33都府県。最も低いのは愛媛98.2%で、高知99.1%、山口99.