実際に「写楽」という絵師は謎に満ちており、突如現れて個性的すぎる役者絵で話題をさらったかと思えば、約10カ月で姿を消したことから、名のある絵師が正体なのではないか、はたまた蔦重本人か、などと噂された。 江戸末期の著述家・斎藤月岑(さいとう ...
江戸いろはかるたには「亭主の好きな赤烏帽子(えぼし)」という、ことわざが出てくる。和装のかぶり物の烏帽子は普通黒いが、赤いのが好きな主人もいる。特異な好みでも家族は従うものだという、現代になじまぬ言葉だ▲高市早苗首相による「農水大臣が大好きな、おこめ ...
国民民主党は12日、政党の政治活動を透明化するため、ガバナンス強化を政党交付金の受給要件とする法案を参院に提出した。【時事通信社】 麻布十番にすし店「二ノ宮」 江戸前ずしをコースで提供、アラカルトも 「日本橋 すし処 二ノ宮 ...
【読売新聞】編集委員 丸山淳一  12月14日放送の第48話で最終回を迎えるNHK大河ドラマ『べらぼう〜 蔦 ( つた ) 重 ( じゅう ) 栄 ( えい ) 華 ( が ) 乃 ( の ) 夢 ( ゆめ ) 噺 ( ばなし ) ...
【読売新聞】編集委員 丸山淳一  横浜流星さんが演じる 蔦 ( つた ) 屋 ( や ) 重 ( じゅう ) 三 ( ざぶ ) 郎 ( ろう ) (蔦重)の波乱万丈の生涯を描くNHK大河ドラマ『べらぼう〜 蔦 ( つた ) 重 ( ...
列島誕生以来、地震・噴火・津波などの自然災害の脅威に絶え間なくさらされてきた災害大国・日本。いくつもの巨大災害が、日本史上にその名を残してきた。平安時代を揺るがした「貞観の大津波」、近世では「宝永の富士山噴火」や「安政南海地震」、近現代では「関東大震 ...
江戸中期の田沼時代以降、ロシアの南下を警戒して蝦夷地探検が進められ、北方への理解が飛躍的に高まった。長崎・オランダ商館の医師シーボルトが間宮海峡を発見した間宮林蔵と共に高く評価したのが最上徳内だ▲山形の農家の生まれ。江戸で和算を学び、9度も蝦夷地にわ ...
「家庭を築いて当たり前」というのが過去のものとなっている現在。ひとりを楽しむ暮らし、ライフスタイルを満喫する向きも多いが、反面、将来への不安もまた多い。有識故実家の髙山宗東さんは「年金も低く、仕事のペイも安く、金利さえゼロ。そんな時代を生き抜こうとす ...
江戸時代の面影を今に残す滋賀県の彦根城。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録に向けた動きが足踏みを続けている。文化審議会は8月下旬、彦根城を2027年の世界文化遺産登録の推薦候補に選ぶのを見送った。滋賀県や彦根市は、大名が重臣と共に暮らし政治をする江戸期の「大名統治システム」を象徴する存在だと説明してきたものの、ユネスコ諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)の指摘にこたえる ...
現在の東京都にあたる江戸に、徳川家康が幕府を開いたのは、1603年のこと。明治維新を経て、長く政治の中心としての役割を果たしてきました。現在の日本の実質的な首都は、1869年に京都から奠都(てんと)した東京都ですが、法的に首都が定められておらず、首都 ...
大河ドラマ「べらぼう」では、老中・松平定信は「理屈屋で扱いにくい」政治家として描かれている。ところが教科書では“改革者”として語られ、名君と評価されることもある。そのギャップはどこから生まれたのか。大河ドラマでは描かれない定信の素顔を、歴史ライターの ...
そんな江戸文化を感じさせる「粋」な石垣の最たるものが、「江戸切り」と呼ばれる技法だろう。これは、一つ一つの石にアールをつけた面取りを施して積み上げる技法で、わかりやすくたとえると、石垣の表面がLOOKチョコみたいになる(わかりますよね、LOOKチョコ ...