原田征知(物理でゴルフを攻略する人) on Instagram: "遠心力を使おうとするな スイング中に「遠心力を使え」と言われたこと、ありませんか？ でも実は遠心力というのは、使うものではなく、結果として発生するものなんです。 今回は遠心力の話を物理の視点から解説します。 遠心力とは、回転運動をしている物体に働く見かけの力のことです。 物体が円運動をしている時、中心方向には「向心力 F = m v² / r」が働きます。 これにヘッドが持つ進行方向の慣性が釣り合うことで、クラブは円軌道を描いています。 そしてその反作用としてゴルファーは外向きの力、いわゆる遠心力を感じるんです。 つまり、遠心力とはクラブが外に飛び出そうとするのを、自分が引き止めていることで生まれる力なんです。 なのでもし、クラブを押す様に扱うと、中心方向への引き止めが弱まり向心力が減少するため、遠心力も小さくなります。 逆に、クラブを自分の方へ引き続けられると手とクラブの張力が高まり、向心力が大きくなります。 この手とクラブの張力がスイング中に緩まないことがヘッドスピードを最大化する為のコツなんです。 つまり遠心力は